私は、子供が幼稚園に行っている間に、WEBマーケティングを使って在宅で30万稼ぐことを目指している30代のママです。
この記事では、マーケティング初心者はこれをまず理解しておこう!というのを4つのステップに分けて紹介します。
結論から言うと4つのステップとは「マーケティング戦略の一つ”4P”」のことです。
4Pとは
◆ Product:製品、商品の戦略
◆ Price:価格戦略
◆ Promotion:販促戦略
◆ Place:流通戦略
効果的に商品やサービスをターゲットに届けるために必要な戦略の一つ。
これを知って理解してる人はマーケティングを使って稼げるスキルを取得するスピードも変わってくると思います。
4Pは売り手目線の4つの戦略のこと
参考元:【4P分析】マーケティングミックスの事例〜4Pを活かしてマーケティングを成功させるための方法
4Pとは、売り手目線の4つの戦略のことです。
◆ Product:商品戦略
まず、製品はターゲット顧客にとってどのように魅力的なものなのか、明確に細かく理解する必要があります。
ターゲット顧客の立場から見て、必要な製品の機能について考えることが必要です。
ターゲット顧客がその製品によって価値を与える仕組みを理解しましょう。
考えること
・製品はどのような悩みを解決するもの?
・ターゲットはどのような顧客?
・どのようにターゲット顧客のニーズを満たす?
・他社製品にはなくて自社製品にあるものは何?
◆ Price:価格戦略
まず競合製品の価格を調査しましょう。
競合製品の価格を知ることで、ターゲット顧客が製品に支払う価格帯を確認することができます。
どのくらいの価格帯だとターゲット顧客が気持ちよく支払うことができるのかわかるようになると強いですよね。
ブランドイメージと合わせてターゲット顧客が気持ちよく支払える価格帯はどのあたりなのか探すことがとても大切。
また、生産コストも理解することで適切な利益を得ることができるようになるはずです。
考えること
・競合する製品の価格はいくら?
・顧客が快く支払える金額は?
・サブスクなど顧客の層は拡大できる?
・製品の生産コストはいくら?
◆ Promotion:販促戦略
どこで製品を販売するのか、また製品との相性がいい宣伝場所(SNS、ホームページ、オンラインショップなど)を探す必要があります。
競合はどこ宣伝して販売しているのか確認することも必要です。
また、販売の場所や宣伝する場所はブランドのイメージにも関わることなので、ターゲット顧客からどのようなイメージを持って欲しいのか決めておくと良いでしょう。
考えること
・ブランドにどのようなイメージを持って欲しい?
・情報を取得するためにどの配信チャンネル利用してる?
・競合会社の製品はどのように宣伝してる?
・季節性を利用できる?
・ターゲット顧客はどのような声やトーンで語りかけたら共感得られる?
◆ Place:流通戦略
ターゲット顧客はどこにいるのか確認し、理解することが必要です。
ターゲット顧客が住んでいる場所、どのような仕事をしていてどのような生活スタイルなのか、どこで買い物しているのかなどを理解して、広告を出す場所や販売場所を考えましょう。
また、成功している競合はどこで製品を販売しているのか確認することが大切です。
考えること
・ターゲット顧客は同様の製品をどこで購入してる?
・競合会社はどこで製品やサービスを販売してる?
このようにマーケティングを使って戦略を立てる時のフレーム決めとして「4P」を利用します。
まず市場調査をして、競合を調べたりターゲット顧客について理解していくことが必要です。
では、具体例を出します。
具体例を紹介
スターバックス成功事例
シアトルの小さなコーヒーショップに過ぎなかったスターバックスは、世界中で有名な大きなカフェショップとなりました。
◆ Product:商品戦略
お店のメニューやサイズは、国によって味を変えて提供したり、国によって柔軟にメニューを変えるというユニークさを売りにしています。
◆ Price:価格戦略
スターバックスのコーヒーは一杯が他のコーヒーショップやコンビニより比較的高めに設定されています。
ホテルのラウンジや喫茶店でコーヒーを飲んでいる層がターゲット顧客だということを明確にしました。
◆ Promotion:販促戦略
スターバックスは広告を使わず、顧客の口コミで認知されていきました。
スターバックスのコンセプトが「サードプレイス」です。
家と職場に次ぐ落ち着く場所にするというもの。
スターバックスのロゴマークが入ったマイタンブラーを店舗で販売して、顧客が利用することで周りへの認知にもなります。
◆ Place:流通戦略
スターバックスのターゲット顧客が一杯500円程度のコーヒーを好む層や高級志向で余裕のあるビジネスマンだったため、
店舗を置く場所にこだわって、立地も店構えも高級感のあるものにしました。
日本に第一店舗に構える立地は、ターゲット顧客に合わせて高級感あふれる立地にもこだわり、銀座に出しました。
スターバックスは味にこだわりつつ、ターゲット顧客を明確にしていたことが成功理由の一つだと言われています。
最近では7Pと言われることもある
基本的には4Pで十分ですが、オンラインマーケティングなど多種多様な製品が増えてきたことで、現代に合わせたマーケティング戦略を考慮することが必要となってきました。
最近はあと3つのPも必要だと言われています。
◆ people:ヒト
◆ physical evidence:物理的証拠
◆ process:プロセス
◆ people:ヒト
製品を販売したり、何かサービスを提供に関わるスタッフたちのことです。
潜在的な顧客に興味を持ってもらうためにスタッフたちの経験が必要となってきます。
製品やサービスを提供する側と消費者側の気持ちを理解し、考慮できるスタッフが必要です。
◆physical evidence:物理的証拠
広告で使う素材がちゃんと事実であるという証拠は必要となります。
そのためには、顧客の声や新規で購入してくれた消費者のレビューなどを利用します。
現在製品を利用している顧客の満足度を、まだ購入まではしていない潜在的なターゲット顧客に届けて訴求していくことが大切です。
◆ process:プロセス
製品の輸送と配送のことを指します。
迅速な配送や対応、カスタマーサポートを充実させるなどが継続して製品を購入するために必要です。
ブランドのイメージにも関わる重要な部分になります。
最後に
今回はマーケティング戦略の基本である4Pについて説明しました。
4Pを正しくマーケティング戦略に活用できるようになれば稼げるスキルが身につくはずです。
きちんと使いこなせるようにしていきましょう!